黒き少女の邂逅

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「夕妃ちゃんは勿論OKだよね?」 「当たり前だよ!肝試しでしょ!?うわ~中学以来だ!凄い楽しみ! お兄ちゃんも来るでしょ!?」 「は?...ダリ..」 「来るでしょ???」 「.....おぅ」 何故俺は夕妃に詰め寄られるとあぁも弱くなってしまうのか? とにかくそんなこんなでみんなで旧校舎を探索する事になったのだ。 部活がある夕妃と恋は学校に残り。 補習が終わった俺と一世は一旦家に戻って探索の準備をする事になった。 まぁ準備っつっても俺は着替えて仮眠をとっただけだけど。 探検には何故か眼鏡君も参加する事になった。 夕妃が持ち前の押しで誘ったからだ,誰彼構わず仲良くするのはいい事だと思うが眼鏡君も自分を虐めてた連中のたまり場なんて行きたくないだろうに。 そういえば結局眼鏡君を虐めていた暴走族達帰って来なかったな。 まぁたんに午後の授業怠くなってサボっただけなんだろうが。 留年なんか怖くないってか。
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