黒き少女の邂逅

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「しかし怪物ね....」 夕暮れの街中を歩きながら怪物にあった自分を想像してみる。 悲鳴を上げて腰を抜かすだろうか? はたまた勇敢にも仲間を守るため立ち向かって行くか? なんもせずに突っ立っていてパクっと食われちまうかもな。 怪物なんて非常識で刺激的なやつに会ったら俺の心は満たされるのかな。 まぁ探検なんて特に変わった事もなく終わるだろうけど。 そんな事を考えながら歩いているといつの間にか学校前の坂の下まで来ていた。
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