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「おう、大丈夫か?」
瞑った目を開けると
そこには金髪の男が此方に手を差し伸べていた。
「おっ!大丈夫っぽいな」
金髪の男は何もなかった様な顔をしてそこに立っていた
男は差し伸べられた手を掴みながら金髪の男を凝視していた
『……い…今、何が起こったんだ?
何で僕は生きてるんだ?
…確か森の中に入って進んで…』ごすっ「痛っ」
考え込んでいると金髪の男は此方の頭に鉄拳を放っていた。
「大丈夫かって聞いてるんだけど?」
「なっ何するんですかっ」
男は抗議したが金髪の男は涼しい顔していた。
「じゃ大丈夫っぽいし、オレ行くわ」
「まだ話しは終わってな…あれ?」
男はまた抗議しようてしたが
金髪の男は既に居なかった。
「エッ!!」
ため息をして
男もその場を後にしようと後ろを向くと
大木が並んでいた、そして男は驚いた…大木にではない
その大木に先程自分を追っていたモンスターがめり込んでいた
しかも一目見れば絶命しているのが伺えた。
『な…なんだ…さっきの人は?』
男は驚き、そして何かを決心したかの様にその場を後にした
『あの金髪の男…左目が黒かったな…でも左目だしな
生まれつきかな?」
そしてこの物語が始まった
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