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「僕の名前はアベル=セル=ラフォーレです!!
偉大なるラフォーレ家の生まれでした
しかし、
少し前に
僕の家族は使用人共々皆殺しにあった
そして僕は復讐を誓った
しかしっ!
僕だけでは出来ない、力を貸してほし…って奥さん聴いて下さいよっ!
あいたっ!!ちょっ」
「うるさいわね!
宗教の勧誘なら向こうでやりなさい!」
「痛っ!
や、だからうッ勧誘じゃなうあ!」
さて、ここで買い物帰りの奥さんを捕まえ、ボコボコにされているのは宗教の勧誘…
いや復讐を誓う少年アベルは今日も志し同じ同士を探していた
「いたたた…
ひどいめにあった…
ハァ………
今日もだめか…
もう宿に泊まるお金と食事代位しかないや
情報屋かギルドにでも行こうかな、でも依頼代はどっちも高いからな~」
昨年両親が何者かによって殺されたのは
アベルという青年
黒い髪に白い肌整った顔
顔だけ見れば女性と見紛う
そんな青年である
学校でも有名な生徒で長々人気であった
たがニ年の中盤に
ラフォーレ家が崩壊したことが原因で自主退学することとなった
自分を逃がして殺された家族は家ごと焼かれ
途方にくれる
親が残したお金で生活していたが、貴族の生まれのせいかその
お金も浪費していき底を尽きそうだった。
アベルが考えていると1人女の人が寄ってきた
『やっぱり僕イケメンだなんだね
いつも女の子が寄ってくる』
アベルは少し調子に乗って声を掛けようした。
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