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「営業妨害なのよオラァ!!」
まさかの一言にアベルは固まった。
「ここで宗教の勧誘活動しないでって言ってんでしょォォ!!」
女の子はヤンキー顔負けの形相で睨みを効かしていた。
「これ以上営業妨害したら
そのきたらなしいアホ毛引っこ抜いて犬の餌にすんぞオラッ!!」
「きたらなしいって…これはチャームポイントです!
それに営業妨害なんてしてないです!……
…!!」
アベルが弁解していると、あるものが目に入った
「うっさいわね「君の家って情報屋なの!?」
女の子の言葉を遮ってアベルは言った、先程から自分のいた場所の後ろの店の看板には
[アスナの★何でも情報局]
と書いてあった。
「…そだよ
何か文句ある?」
言葉を遮られたのが気に食わなかったのか更に凄い形相になった。
「いやっ!文句どころか丁度探そうと思ってたところだよ!
い、いや~偶然ってあるんだね~」
と言った瞬間女の子の目が輝いた。
「さ~寄ってらっしゃい☆
見てらっしゃい☆
新鮮な情報は如何ですか~?
そこのイケメン君も如何ですか~?」
「ええっ‥‥‥‥‥‥‥」
いきなりテンションがMAX状態
困惑しかしない
「うっ…うん、じゃ一つお願いします」
女の子のテンションに少しだけ引きながら答えた。
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