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「…ん」
窓ガラスから射し込んだ朝の光が、僕のまだ重たいまぶたを射す。
…もう朝か。
少しだけ目を開けて、布団の隙間から目覚ましを見れば、時間はまだ朝の7時。
「ふぅ…」
なんだ、余裕じゃん。
少し安心して、また布団を被り直した。
「………」
少し離れた隣の布団では、パトラが静かな寝息をたてている。
…なんだか、ずいぶんゆっくりした時間だなぁ。
こんなに落ち着いた気分なのは、久しぶりかも。
「ん…」
じっと見つめていたからか、パトラが居心地悪そうに寝返りを打った。
「ふふ…」
僕は相変わらずそれを眺めながら、少し笑う。
…なんか、いいなぁ。
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