序章

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「ハカセ、そんなことを言ったら失礼なのですっ」 「ん~? あーいいのいいの。サラリちゃんはいい子だなぁーもうっ!」 ん? よく見れば、ハカセの影に隠れて今まで見えなかったけど、もう1人女の子が立っている。 サラリ…? ぃーまんじゃないよね?。 「ハカセ、そっちの子は…?」 「ん?サラリちゃんかい?聞いて驚け見て轟け!そんでもって平伏しろっ!これぞ私のマイロイド、サラリちゃんだぁー!!」 叫びながら、これまたオーバーアクションでハカセが横にずれると、黒髪の少女が姿を現した。 切り揃えられた艶やかな黒髪。 ふんわりした白地に水色が爽やかな服装。 なによりコロコロと変わるその表情。 「ほれほれ、どうしたー?ん??デフォとは違うのだよ、デフォとはー」 「へへぇー」 とりあえず平伏した。
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