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―その出会いは約4年前。
~黒の教団司令室~
そこには、大量の資料と任務について説明をするコムイ。
12歳のエクソシスト、リナリー・リーと14歳のエクソシスト、神田ユウがいた。
「雷の鳴り止まない村?」
「そうなんだ。ファインダー部隊を送らせたんだが…雨がふってるとか、嵐が起こってるとかではないみたいなんだ。ただ雷が鳴り続けているという現象で、村人もいないらしい。」
資料をみながらコムイがファインダーからの報告を2人に教えていた。
「雷を起こしてんのが、イノセンスだな…」
「場所は?」
村の場所を尋ねるとコムイは地図を広げ、ロシアの南側を指差した。
「ここにある小さな村。エタ村と言うらしい。大まかな地図はファインダーに渡しておくから、移動中に詳しい資料を読んどいてほしい。」
「分かったわ、行ってきます。兄さん」
リナリーは頷きいつものように笑って、コムイに行ってきますと言い立ち上がった。
神田もそれに続くように歩いてボートに乗り、2人は教団を後にした
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