第2章 悲しき魂の行方

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 中立を保ち続けるParzivalを仲介役とし、ルイスは各地に展開するAspとの交渉に翻弄されていた  劣悪な環境で苦楽を供にしてきた彼等の中にはルイスのよく知る者もいる  彼等と話し合いを持てれば最悪な事態は回避できるとルイスは信じ対話を続けてきた・・・だが、結果として彼は対話の場で多くの犠牲と供に命を落とした  [アイリスの悲劇]である  対話の場としてParzivalが提供した貴賓船アイリスのエンジントラブルによる事故と報道されたが事実は闇へと隠滅され、真実を知る者は誰もいなかった  これが決定的な決別となり、AspとRapeaは対立へと発展した
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