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さっそくホモかよ。
男子高ってそういうの絶対いるってきいてたけど。
なんせ男100人いたら4人は同性愛者らしいし。
「そうなんですか」
他に返す言葉がみつからなかった。
「って事だから明日の昼休みさ、みんなでご飯食べようね」
「みんな?」
「圭くんが柩くん誘って昇歌くんも一緒に。いつも屋上で食べてるからさ」
「はぁ…」
「親睦深まるし。ねっ?」
「わかりました」
なんか入学そうそう妙な事に巻き込まれた。
「やった!ありがとう、圭くん!明日よろしくね」
そんな約束をして食堂に着いた。
部屋同様に食堂も綺麗だった。
そこで食事を済ませ部屋に帰る前に咲人さんから昇歌用のパンをもらった。
「じゃあ、おやすみ」
「おやすみなさい」
部屋に入ると相変わらず昇歌は寝息をたてていた。
「しょーかー。飯は?」
「んー…」
ベッドにあがって昇歌の身体を揺らす。
ってかまだ8時すぎだったりする。
寝るには、まだ早い。
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