102人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は今年から男子高に入学することになった。
寮もついていて校則も結構緩い。
頭だってそんな悪いわけでもなかったから簡単に合格出来た。
家からも離れてるから新しい自分が見つかるような気がした。
話は戻って今日は入学式なわけなんだけど。
「道わかんねー」
「あんたも新入生?」
後ろから声が聞こえ振り向くと、黒髪で女かと思うくらいの身長のヤツがいた。
「ああ。道わっかんなくて」
「じゃあ一緒にいこっか!名前なんつーの?」
「…圭。濱田圭。あんたは?」
「俺は昇歌。よろしくな」
そんな感じに俺たちは出会った。
最初のコメントを投稿しよう!