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雪「あ!!思い出した!!」 暫くポテポテと歩いていた雪那だったが、財布を見つめているうちに何か思い出した様だ。 バッと後ろを振り返り、来た道を駆け足で戻る。 雪「待ってなよオッサン!!」 死んでるけどっ!! 財布を懐にしまい、どんどん足を速めていった。 雪「…ゼッ…ハァッ…」 最後らへんには全力疾走した雪那は息が絶え絶え。 体力無いなぁ……;; ……って…ん? 死体しかないはずの方を見れば、そこには数人の動く影。 雪那は嫌な予感を感じながらもその場にゆっくりと近付いた。
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