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目を開けると視界は真っ白だった。
何も無い。
あるのは私が手にしている瓶だけ。
一体何がどうなっているんだ…。
とにかく何かを探そう。
私は歩き出した。
と思ったら
バン!!
見えない何かに当たった。
壁のようだ。
違う方向へ歩いてみた。
またすぐに壁がある。
私は壁を思いきり叩いてみた。
全く壊れそうにない。
どうなるんだろうと言う恐怖に私はその場に座りこんでしまった。
ふと瓶を見ると「小さな彼」の足元には瓶が置いてあった。
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