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「ぇ、うち声出てた?」
「心の声だだ漏れ。」
なんてこと…
妄想壁のあるうちの考えがだだ漏れとか…
愕然としたつばめが頭を抱えていると、藍は体を少し前に出して前の席で机にうつぶせになっていた隼人の背中を揺さぶっている。
「授業中やでー」
「…うぅ…どうせ藍ちゃんも携帯みてんだろー」
「私のためにノートとってくださーい♪」
隼人は腑に落ちないという顔をしながらも先生の話をノートに取り始める。
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