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黒いフードコートを来て歩く不思議な少年…ではなく少女
「確かこの辺りにあるはずなんだがな…」
ポツリと呟きながら何もない、道とも言えないような道を歩いていた。
「・・・それにしても何もないのが不自然すぎる」
少女はそう呟きながらも歩みを止めない
「………。」
またしばらく歩いていると、少女は立ち止まった。
「・・・手遅れだったか」
少女の目の前には廃墟と化した小さな村・・・
かつては暖かい村人が、旅人を持て成していたはずだった小さな村小さな村
「………。」
少女はフードコートの中からジャラジャラと音をたてながら鎖鎌を取り出すと廃墟と化した村に近寄っていった。
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