序章

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着きました。 この扉が、私達世界の入口。 …おや? 着いて来られたのは、 貴方だけだったのですね。 他の皆様は 帰ったか、 私達の別の世界に迷い込んだのかも、しれません。 おっと、話こみすぎましたね。 では、どうぞ。 え?鍵が開かない? それで良いのです。 先程、申し上げたでしょう。 「何もしてはいけない」と。 なら、どうするのか? 簡単です。 ほら、その大きな鍵穴から、 貴方は見ていれば良いのです。 では、どうぞ。 <そう言った瞬間、彼は消えた。>
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