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それから俺達は
誕生日や互いの好きな事の
話をした。
「詠夏の誕生日って
12月7日なの!!」
「そうだけどどうかしたの??」
「俺は12月8日なんだ」
「一日違いなんだ~。
私がもう一日遅く生まれてたら
一緒だったのに~」
「だな(笑)
これはマジ運命的に
なってきたな」
「そうかもね。
私は嬉しいな//」
『そう言う事をサラっと
言われたら照れるだろ』
その時の詠夏は本当に
嬉しそうで、自然と
俺も笑みをこぼした。
「てかそろそろ暗くなったな」
「そうだね。
10月は少し暗くなるのが
早いからね」
「今日も送るよ」
「でもまた帰るのが
遅くなるよ??」
「いいから送るって」
「でも…」
『俺の言いたい事が
わからないのかよ』
俺は意を決して言った。
「俺は詠夏と少しでも長く
一緒にいたいから
言ってるんだ」
「///」
詠夏は照れながら小声で
言った。
「家まで送って」
俺は詠夏を送ってから
そのまま家に帰った。
そして長い一日が終わった
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