3.思い

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それから俺達は 誕生日や互いの好きな事の 話をした。 「詠夏の誕生日って 12月7日なの!!」 「そうだけどどうかしたの??」 「俺は12月8日なんだ」 「一日違いなんだ~。 私がもう一日遅く生まれてたら 一緒だったのに~」 「だな(笑) これはマジ運命的に なってきたな」 「そうかもね。 私は嬉しいな//」 『そう言う事をサラっと 言われたら照れるだろ』 その時の詠夏は本当に 嬉しそうで、自然と 俺も笑みをこぼした。 「てかそろそろ暗くなったな」 「そうだね。 10月は少し暗くなるのが 早いからね」 「今日も送るよ」 「でもまた帰るのが 遅くなるよ??」 「いいから送るって」 「でも…」 『俺の言いたい事が わからないのかよ』 俺は意を決して言った。 「俺は詠夏と少しでも長く 一緒にいたいから 言ってるんだ」 「///」 詠夏は照れながら小声で 言った。 「家まで送って」 俺は詠夏を送ってから そのまま家に帰った。 そして長い一日が終わった
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