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「お~い春稀~」
「見つかったか」
後ろから俺を呼ぶのは
見なくても解る。
俺の親友(悪友)冬宮剛だ。
「よ~春稀。
昨日の事を聞かせて
もらおうか~」
凄い笑顔で俺に聞いてくる。
「昨日の事って??」
わかってはいるがあえて
聞きかえした。
「おまえの彼女の事に
決まってるだろ~」
「だろうな。
てかなんでこの時間に
いるんだよ??」
「おまえが何かあった時は
二本前の電車に乗る事
くらい知ってるんだよ。
で電車に降りてから
走って来たんだよ」
「そりゃご苦労な事だ」
『流石は剛だな。
俺の事をよくわかってる』
「早く教えろよ。
学校までは20分くらい
あるからゆっくり聞けるぜ」
『これは逃げられないな』
「わかったよ」
俺は簡単に詠夏との
出会いを話した。
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