4.俺の学校生活

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「お~い春稀~」 「見つかったか」 後ろから俺を呼ぶのは 見なくても解る。 俺の親友(悪友)冬宮剛だ。 「よ~春稀。 昨日の事を聞かせて もらおうか~」 凄い笑顔で俺に聞いてくる。 「昨日の事って??」 わかってはいるがあえて 聞きかえした。 「おまえの彼女の事に 決まってるだろ~」 「だろうな。 てかなんでこの時間に いるんだよ??」 「おまえが何かあった時は 二本前の電車に乗る事 くらい知ってるんだよ。 で電車に降りてから 走って来たんだよ」 「そりゃご苦労な事だ」 『流石は剛だな。 俺の事をよくわかってる』 「早く教えろよ。 学校までは20分くらい あるからゆっくり聞けるぜ」 『これは逃げられないな』 「わかったよ」 俺は簡単に詠夏との 出会いを話した。
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