4.俺の学校生活

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「今日は大変だったな」 更衣室で着替えている時に 剛が言った。 「まあな。 本当に今日は大変だったわ」 「でもまだ終わってないぞ。 次はサッカー部の先輩が 聞いてくると思うぞ」 「うまく逃れるよ」 「まあ頑張りたまえ少年」 「はいはい」 俺は適当に返事をして グラウンドに行った。 数時間後 「今日も疲れた~」 俺はグラウンドに 倒れこんでいた。 「今日はよく動いてたもんね」 いきなり俺に声を かけてきたのは 俺の幼なじみで一つ下の 山本 秋(ヤマモト アキ) 一年生のサッカー部の マネージャーだ。 「まあな」 「今日は大変だったんでしょ。 学校の方がね」 「やっぱ知ってるよな~」 「まあね。 また今度彼女紹介してね」 「わかったよ」 「それじゃまた明日ね~」 手を振りながら秋は 走って行った。 『何しに来たんだ??』 「さて俺も帰りますか」 俺はグラウンドから立ち上がり 更衣室に向かった。
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