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更衣室に入った瞬間
俺は朝のクラス同様に
部員に取り囲まれてしまった。
「さ～て聞かしてもらおうか」
部活の先輩が目を輝かしながら
聞いてきた。
「またかよ～」
「俺達はまだ聞いてないぞ」
「何を言えばいいんですか」
「彼女について全部だな」
「省略して話しますよ。
俺は彼女に恋をして
その彼女から告白されて
付き合ったんです」
「どんな娘なんだ??
プリクラとか無いのか??」
「ん～ん明るい娘ですね。
それとプリクラは無いです」
「そうなのか～」
先輩達は質問が無くなって
既に俺を取り囲むものは
無くなっていた。
「それじゃ俺先に帰ります」
俺は速やかに着替えて
更衣室を出た。
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