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俺も彼女も当然
知り合いではない。
なのに俺は気付けば
彼女の前に立っていた。
ベンチに座って俯きながら彼女は泣いていた。
「どうかしたのか??」
「何もない」
「でもお前今泣いてただろ」
「別に泣いてない。
ただ目にゴミが入っただけ」
「ふ~ん。で何があったの??」
「何もないって言ってるのに」
俺はじっと彼女の目を
見つめた。
そしたら彼女は小さな声で
「フラれた」
「そう言う事な。
俺そう言う気持ち
わからないんだよね。
俺今まで人を好きになった事ないんだ。」
「本当に??」
「本当に」
俺は彼女の横に座り
自分の過去を話した。
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