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中の様子を見る。
イジメ?嫌がらせか?
「・・・・気にすんなヨ?イッキ、また学級シメなおそーぜ、俺らでよ」
イッキは何も言わず、黒板を見ている。
「・・・・・・・・・・・・イッキ!?」
イッキは黒板から振り返り
「・・・・いや・・・・この学校にもいたんだなァと思って、A・Tやってる奴・・・・・・・・うん」
そう言ってイッキは自分の席に戻る。
俺はもう一度黒板に振り返る。もう半分はオニギリが消していた。
スピットファイアが期待していたが・・・・少しやり過ぎじゃねぇか・・・・
A・T勝負をしずにやってるなんて・・・・逃げてるだけじゃねぇか・・・・逃げてる奴に女神は微笑まない。
「とは言え・・・・放っとけねーなコレは」
「ん・・・・けどよォ、なんかヘンじゃねーか?カズ」
オニギリはカズと俺に近づき小さく呟く。
「イッキのイジメって元々スカルセイダースの連中が俺らにムリヤリやらせてたモンだろ?だけどそのスカルはもうねーんだし、イッキみてーに元々人気もあってケンカ鬼強の奴イジめんのなんて・・やる方だってソートー勇気いるぜ?」
「・・・・・・・・」
カズは黙って聞く。
「・・・・なんか・・・・キナ臭ェ・・・・!!」
「なんかが腑におちねェ、嫌な予感がするぜ」
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