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俺は変な空の段ボールから目線をまた二人に向ける。
「知らないのはアンタ達ガンズぐらいのもんだって!!そりゃ・・・・昼間この学校シメてんのはアンタ達かもしんないけどさっ」
「アンタ達は知らないだけっ・・・・!!」
「この学校の"夜の支配者"四駆のA・Tをかる暴風族、東中最強の"夜王"」
「夜王・・・・」
「早く帰ろ!」
「う・・・・うん・・・・」
俺達は急いで走りながら帰って行く二人を見ながらゆっくりと歩いて行く。
『あ、じゃあ俺帰るから』
「うん?あ・・・・ああ」
カズは顔を上げ、こちらを見ながらもすぐにまた顔を下げた。
変な感じの二人を見ながら俺は門を飛び越えて外に出る。
すると調度携帯が鳴る。
『もしも―――
【晃君!?久しぶり―――
ブツ
『夜ご飯何しようかなぁー』
するとまた携帯が鳴る。
今度は確認して
【スピットファイア】
『もしもし。何?スピットファイア』
【ああ、それがね―――ちょっ!渡り鳥!】
【晃君!久しぶりんちょ】
『シ、シムカ・・・・』
【今さあ、皆でご飯食べてるんだけど・・・・来るでしょ?】
『あー、いや・・・・あの・・・・』
【もうそっちにアイオーン送ったからさぁ・・・・待ってるよ・・・・】
これはお怒りだ・・・・しかも拒否権さえ封印だと・・・・
くっ、明日は苦痛だな・・・・
「どうした、ブルーだな晃」
「鵺は知らないだろ、これからの悲劇が・・・・」
スピットファイアと雅さんがやけにさっきからニヤニヤしている。
俺はいつものカウンター席に座り、シムカを待つ。
数分後
『うわぁぁぁぁ!!!』
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