どいつもコイツもバカヤロウがっ!!

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「「ハッハッハッハッハッ」」 マジかよ・・・・ 「ちょ・・中山ぁもう帰ろーよっ、巻き込まれるってぇ・・・・」 「じゃあ、あんただけ帰りなよ、絵美理っ!!」 「・・・・・・・・」 ちくしょう!!なんでこんな事に!それに! 「この校内でA・Tをはいた者全て、我が縄張りへの侵略とみなす!!」 なんであいつが!夜王なんだ! 「か・・カズっまって、こんなんはいてたら走れねーよ」 ドタドタと遅く後ろを走っているオニギリが言う。つーかはいてなくても遅せェだろテメーはっ 「・・はあっはあっ仏茶・・・・!!」 ・・・・コイツ・・・・!!体がでけぇだけじゃねえ!・・・・まるで・・・・ まるで―――・・・・っ!! するといきなり窓から夜王とデザインされた布で顔を隠した集団が現れた。 「な・・仲間っ・・!!」 「カ・・カズッ・・・・ヤベェって・・」 ズンズンと大きなヘッドフォンからの音洩れが響く。 すると、仏茶を含めた集団がいきなり踊りだす。 「・・・・とんだバケモノかぶってやがったな・・」 本当に・・・・ 「「この真性ホーケーが!!」」 「・・・・イイ奴だと思ってたのによ・・・・・・」 ゴキュ!! 「!!」 んなっ!?首が・・・・喉が・・・・ なんて速さだ・・・・仏茶がかなりの速さで俺の喉に蹴りをいれた。 「ぐっ・・・・!!かはっ!!」 「君達が助かる機会をあげよう」 なんで・・・・ 仏茶は俺の目の前に段ボール箱を出す。 「なんと!!ここにいい商品があるんだ❤この商品のすごいところはね、なんとマトリスクパワーが(以下省略!)・・・・中身はカラッポだけどね」 本当になんで・・・・ 「・・・・つまり服従の"しるし"にそいつをムリヤリみんなに買わせて・・・・・・・・・・その金がテメーの下っ腹の皮下脂肪にかわってるワケね」 暴風族は・・・・ 「・・・・・・軽ィな」 「?」 「人間軽ィなっつったんだよ・・この風船デブが!!俺がそのあぶくみてーな腹、プスッと刺して破裂させてやるぜ」 皆こんな奴なんだ!!
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