「あの時のような」と「ごっつあんでしたっ」

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戦場。 ザッ・・・・・・ くそ!くそ!バカな・・・・・・ 「バカな・・・・」 ありえない・・・全てが・・・・ 「別に不思議でもねーって、要は落下さえ止まりゃ。あそこにポールがあんのは地図の中に見えてたんだよっ!!」 まさかっ!? 「・・・・・・トリック・パース・・・・・・!!?」 すると烏は手を頭の後ろに持って行き、下を出す。 「てゆーか!!なんか俺様やっぱメッチャ天才みたいなァ」 「・・・・!!」 コイツやっぱりくそ烏だ! いつの間にか烏はフェンスに行き、ひらりとフェンスを乗り越える。 「あっ」 屋上。 「あれは!」 イッキはフェンスから屋上からおり、自分のATのホイールを壁にくっつける様に下る。 「壁に吸い付くように・・・・・・!!やはりあのA・T、ラウンド・トラクション・ヒルを?」 『説明しよう!【ラウンド・トラクション・ヒル】とは、高い走破性を誇る四輪駆動車(よんりんくどうしゃ)などに搭載される先端技術。前後輪左右のタイヤの回転数を変えることによって、高い摩擦系数を生み出し、絶壁のような坂の登坂(とはん)・降下を可能とする!ちなみに!イッキのA・Tはカズやオニギリのパーツをよせあつめたものなので、前後輪のパーツが違う。なのでラウンド・トラクション・ヒルと同じ効果になるのです!』 「誰に説明してるんだい?」 『読者の皆さん!』 「・・・・?」
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