「あの時のような」と「ごっつあんでしたっ」

8/8

102人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
戦場(仏茶)side (ファック!!ファックファックファッキンガラス!!なめていた・・・・なめすぎてたっ!!腐っても『東中最強のベビーフェイス』と呼ばれる男の運動能力をっ・・・・!!・・・・だけど・・・・だけど!!) 仏茶はいっきに加速し、イッキの前に付く。 「!!」 (‘策'。言っとくけど、策の方でも僕のが‘上'をいってるさ) 前を向き、ゴールへの道を見る。 (このコース最大策(トラップ)!!ゴール前のあのスキマは、僕の体キッチリサイズに設定されている!!つまり、僕が先に入ってしまえば、全てのルートは潰れ。後ろから追い抜くのは不可能!!本当の‘策'とはこういうのを、言うんだよ・・・・) 仏茶は口を大きく開け、 (悪(ヒール)の年季が違うわ!!年季が!!) 「・・・・やっぱ、まだ気付いてねェのか」 あ? 「策士。策におぼれてハカアナ掘りまくり、っていう、俺の作った名言知らねーのか?仏茶(ブタ)」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、 「‘体の寸法、キッチリ・・・・’そりゃ、前のレースまでの話だろ?」 ビシッと烏は俺を指差し、 「俺のラーメンが、テメーの体(トラップ)を狂わせた」 (まさか・・・・・・・・!?、) 「見えてたぜ。テメーの策も地図の中になァ、俺が一体なんのためにテメーにさんざんラーメンを喰わせてやったと思う?」 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は、) 「テメーはレースの前から、俺の‘策’の中にいた。そのラーメン太りのハラじゃ、キッチリのあのスキマは通らない!!」 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はは、) 「ぶはっ!!ははははははははははははははははは!!」 「!?」 「なっ・・なにを言い出すのかと思えば・・・・はっ、はらがっ・・・・よじれっ・・よじれよじれよじれっ・・よじれんばっ!!」 仏茶が体に力を入れると、一気に仏茶の体が細くなった。 「・・・・は・・はあ!?」 「どーせそんなくっだらねエ策(コト)だと思ってたよ・・・・今度僕の体脂肪率教えてやろうか、トリ頭(バカ)」 仏茶はそのままゴールへ続く道へ向かう。 「ラーメン。ごっつあんでしたっ❤」
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

102人が本棚に入れています
本棚に追加