ファッツ・仏茶

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「久しぶりに会ったと思ったら」 「なにやってんだヨみっともねーっ!!」 「クラスの誰かに見られたら、またなンか言われっぞ?・・・・ただでさえ、ハブ られてんのに・・」 「お前のキングボンビーは今に始まったこっちゃねーけどヨォ・・・・」 「・・・・・・・・」 樹は遠くを見つめながら聞いていた。するとこちらを見て。 「つーかお前ら良いとこ来たな、手伝え!!下僕共、次のエモノは駅のコインロッカーだ!!大物だぞ!?」 ギラッと悪人の様な顔で言う。 「「『やんねーって、聞いちゃいねーー・・』」」 「・・ってゆーか、イッキ・・・・おまえ、ガンズはもう卒業か・・・・?」 イッキは前向きになり、俺達を見る。 「いつのまにか・・・・」 「A・Tのことしか頭にねぇツラになりやがってヨ・・」 イッキはただ黙って聞いていた。 すると近くでスケボーをやっていたボーダーがミスをしてしまい、スケボーが道路に侵入してしまった。 「「あ」」 「あーーっ」 すると、それを見ていた樹が歩道橋からジャンプして、道路に落ちていった。 『「「イッ・・」」』 道路に落ちていくイッキは、スケボーに着地して、そのままスケボーを操り、車を避けて行く。 「マジすか」 『スゲェッ・・・・!!』 「やっぱ・・あの野郎・・」 「とんでもねえ運動神経してやがる・・っ!!」 イッキは俺達の歩道橋の階段近くにたどり着いた。俺達は急いで走りイッキの元に駆け付ける。 『イッキ!!』 「サ・・サンキュー兄チャン!!」 さっきのボーダーがイッキに喋りかけていた。 「すごいねっ!!アンタもボーダーかい?」 イッキは少し止まったが、直ぐに笑い。 「うんにゃ、ライダーだ。」 ライダーか・・・・面白そうだな、青い翼は・・・・少し、休止するか・・・・ 晃はライダーと言った樹を見て、少し興味を持った。 (しかし・・・・雅さんにどう言えば・・・・シムカも五月蝿いだろうし・・・・はぁ・・・・)
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