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「それが・・・手ががり?」
ザインは「ああ」と頷き、ルイージに欠片を渡した。
「これは『コバルトスター』っていう時を移動する星の素なんだ。これが10個集まれば『コバルトスター』ができる」
「『コバルトスター』!知ってるよそれ!」
以前、オヤ・マー博士が「コバルトスター」を動力源にしたタイムマシンがきっかけで、マリオとルイージは昔の自分と共に冒険したのだ。
「『コバルトスター』は一説によると、時の国ってとこに連れていってくれるらしい」
「時の・・・国」
「そこの住民はいつも時の流れを見ている。つまり・・・」
ザインは笑みを浮かべる。
「マリオがどの時代にいったかが分かる」
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