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「ど、どうしたんですか?」 何か難しい顔をしているデアールにルイージが声をかける。 「この欠片、それを含めて10個しかないようであ~る」 「えっ!?」 「・・・てことは、人が持ってたらヤバいんじゃねーか?」 「・・・だね。下手したら奪いに来るかもしれない」 ルイージは欠片を見る。 「これが私の特製『ムーブマップ』であ~る」 「ムーブ?」 ルイージは渡された地図に目を通した。地図には「時の欠片」が10個記されており、1つはキノコ王国に、残りの9個はバラバラだった。 「もし、人がもっていて移動しても、ちゃんとこの地図の『時の欠片』も移動する仕組みであ~る」 「なるほど・・・」 ルイージはもう一度地図を見る。
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