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「ホントいろんな場所にあるね・・・」
湖や火山、森や街の中など、「時の欠片」はバラバラに分布している。
「ここから一番近いのは１０km離れた『マムール洞窟』だな」
「うん、まずはここに行ってみるよ」
「待て、俺も行く」
ザインは真剣な眼差しでルイージを見る。
「こうなったのも俺たちのせいだ。償いのつもりで、同行する」
「ザイン・・・」
ルイージは頷いた。
「行こう！」
「・・・ああ！」
２人は一旦家に戻り、明日出発することにした。
ルイージは寝る直前に「時の欠片」を見た。
（これが・・・最後の希望・・・！）
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