プロローグ

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小さい頃から同じ夢をみる… 時代も場所もわからない。 見渡す限り暗闇の世界。 自分が何処にいるかもわからない世界。 そこが広いのか狭いのかもわからない。ただ、泣きじゃくる少年と無表情で立ち尽くす少女が並んでいる… そこに一筋の光が遠くから…扉を開いた時に射し込む光の様に2人を照らし出す。 少年も少女も光の先を見つめた。 そこから誰かが歩いてくる。 そして、2人に手を差し伸べた。 その時―― 世界に光と色が広がる――…
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