第一章~月と模型飛行機~

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「…小僧の血なぞ吸う気にもならんわ。ところでおぬし、質問されたらちゃんと答えんか。何用でここに来たのじゃ?」 目の前に来た縦長の虹彩が、きろんと俺を睨む。 俺はまさに、蛇に睨まれたカエルってやつだ。
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