其ノ序 「始まりは…」

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 「まぁね~なに?窓から顔だして、もしかして自殺でもしようと思ってた?」 可愛い顔して案外怖いコト言うんだよこいつは。 「んなわけ…」 俺、緒方秀樹は密かに杉本梓に恋をしている。 もう少しで夏休み。 夏休み前には杉本と付き合いたかった。 だが… この間。 「よう、杉本、オハヨー」 「あら、ゴミが挨拶してきた」 さらにこの間。 「杉本さ、願いが1つ叶うならどうしたい?」 「緒方秀樹って名前の人を抹殺したいかな?」
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