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西暦2310年12月中旬
日本東京都とある家
「雅人、起きなさい。学校遅れるわよ!」
母さんの声で僕は目を覚ました。
僕、騎馬雅人(きばまさと)は東京都の公立高校に通う2年生
現在17歳
僕はベッドから起き上がろうとしたが、なかなか起き上がれない。
別に体調が悪いわけではない、単に眠いだけ。
昨日夜更かししたのがまずかったかな?
ただでさえ朝が弱いのに夜更かししたら絶対に起きられるわけがないのに・・・
「はぁ」
大きなため息をついて僕はベッドから降りた。
それから制服に着替えてリビングに行った。
「おはよ~」
「うん」
父さんが素っ気なく返事した。
父さんは無口なほうだけど朝はとくにそれが目立つ。
父さんも僕と同じで朝が弱いんだろう。
「早くご飯食べなさい。」
母さんに促(うなが)されて僕は朝食を食べはじめた。
しばらくして兄さんが来た。
兄さんは現在大学4年生
ちなみにまだ就職先が決まっていない。
兄さんは
「なんとかなるんじゃねぇ~」
って言うけど正直不安だ
朝食を食べ終えて食器を流しに運んでから
「いってきます。」
と言って僕は家を出て、学校へ向かった。
これから待ち受けている想像を絶する戦いのことなど考えもせずに・・・。
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