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司会のお姉さんが
「ただいまより、御祝いの余興を始めさせて頂きます。」
だいぶ年配の人達が次々に
祝い船
瀬戸の花嫁
テントウ虫のサンバ
民謡
など持ち歌コンテストのように華麗な歌声を披露していた。
その当時の私には、おニャン〇クラブ、浅香〇などが好きだったから、ちんぷんかんぷんな歌ばかりだった。
一旦、余興が終了し、新婦のお色直しのため喜恵ちゃんは会場から出ていった。
司会「まだ、お時間に余裕があります。お歌など希望がある方は、私の方までいらして下さい。」
そういうと、新郎側の親戚の女の人が司会者のところへ駆け寄っていった。
紫のスーツに、小さな白いレースが付いた飾りを頭に付けていて、年の頃は40代と思われた。
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