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「悪ィ!!これ…」
と言って差し出したのはさっきのペンダント。
「これ…買いに行ってたのかよ…」
オレは俯いた。
多分その時のオレは耳まで真っ赤で。
オレはコイツが………
ス キ な ん だ 。
それをみて山本は何を思ったのか
額に軽くキスをしたあとペンダントを着けてくれた。
「ばっ…//こんなとこで何やってんだよ!!」
オレは命一杯叫んだがここは混んでるし、花火も始まってみんなそっちに集中してるからオレ達には気付かない。
長い沈黙が流れる。
花火の音だけが
聞こえる
「なぁ…」
山本はこの重い沈黙を破った。
花火の音より大きいんじゃないかと言うくらい
心臓が高鳴る。
「オレ…さ…獄寺のことスキみてえなんだけど…」
真剣な顔で
真っ直ぐオレを見て
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