プロローグ

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. 普段、愛美は家で小説を書く。 夜の11時から1時まで、正確に言えば寝落ちするまで書いていた。 しかし学校で書くのは、それとは別の小説だ。 家で書くのは恋愛小説がほとんどだったが、学校では何だかよくわからないものを書いた。 言わばストレス発散である。 タイトルは、サボテン持って喜んでいるおじさん。もちろん恋愛小説ではない。 主だったストーリーは、女子高生とタイトル通りのおじさんが登場し、この二人が不思議な会話を繰り広げるというものだった。 .
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