絆と愛

3/6
前へ
/6ページ
次へ
家に帰りラフな格好に着替えた私は早速居酒屋へ向かった。 《ガラガラ》 店員「いらっしゃいませ~何名様で?」 夏鈴「あ、いや…その…」 店員「?」 あぁ… どうしよう… 完全に店員さん困ってるし… 「俺の連れだからもういいっすよ」 店員「あっ、はい^^ごゆっくりどうぞ~」 えっ!? なにこれ(笑) 夏鈴「あの~…」 YC「お・そ・い」 夏鈴「いや…そんな事言われても…」 何よこの人… YC「夏鈴ちゃん^^皆待ってるから行くよ!」 と私の手を引っ張りながらある個室へ連れて行かれた。 《ガラガラ》 YC「連れてきたよ~」 佳奈「あぁ~!夏鈴~!遅いよ~」 夏鈴「あ…佳奈!あんた打ち上げって嘘なのっ!?」 打ち上げって普通なら20人くらいいるのに6人しかいない! 佳奈「え~?打ち上げ~?なにそれ~(笑)」 夏鈴「はぁ?」 CM「僕達はスタッフさんとかに内緒で飲みに来てるんですよ。てかもう座ったらどうですか?」 夏鈴「え?…あ、じゃあ…」 私は座り、しばらく沈黙… 夏鈴「あの…みなさんは東方神起さんですよね?お名前教えてくれませんか?」 YN「じゃあ僕から、リーダーのユノです。よろしくね」 それから皆が自己紹介をし、1時間くらい楽しく飲んだ。 佳奈はもう完全に酔い潰れちゃってる。 夏鈴「私少しトイレ行ってきますね。」 皆に許可を貰い、トイレへ向かう。 夏鈴「はぁ…」 鏡を見ながら思う。 私… 何やってるんだろう 楽しくない… こんなの楽しくない… 残った少しの人生…無駄にしてる… 残り3ヵ月… 私はどう生きればいいの…? 私はその場で泣いた。 今は泣くしか出来なかった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加