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家に帰りラフな格好に着替えた私は早速居酒屋へ向かった。
《ガラガラ》
店員「いらっしゃいませ~何名様で?」
夏鈴「あ、いや…その…」
店員「?」
あぁ…
どうしよう…
完全に店員さん困ってるし…
「俺の連れだからもういいっすよ」
店員「あっ、はい^^ごゆっくりどうぞ~」
えっ!?
なにこれ(笑)
夏鈴「あの~…」
YC「お・そ・い」
夏鈴「いや…そんな事言われても…」
何よこの人…
YC「夏鈴ちゃん^^皆待ってるから行くよ!」
と私の手を引っ張りながらある個室へ連れて行かれた。
《ガラガラ》
YC「連れてきたよ~」
佳奈「あぁ~!夏鈴~!遅いよ~」
夏鈴「あ…佳奈!あんた打ち上げって嘘なのっ!?」
打ち上げって普通なら20人くらいいるのに6人しかいない!
佳奈「え~?打ち上げ~?なにそれ~(笑)」
夏鈴「はぁ?」
CM「僕達はスタッフさんとかに内緒で飲みに来てるんですよ。てかもう座ったらどうですか?」
夏鈴「え?…あ、じゃあ…」
私は座り、しばらく沈黙…
夏鈴「あの…みなさんは東方神起さんですよね?お名前教えてくれませんか?」
YN「じゃあ僕から、リーダーのユノです。よろしくね」
それから皆が自己紹介をし、1時間くらい楽しく飲んだ。
佳奈はもう完全に酔い潰れちゃってる。
夏鈴「私少しトイレ行ってきますね。」
皆に許可を貰い、トイレへ向かう。
夏鈴「はぁ…」
鏡を見ながら思う。
私…
何やってるんだろう
楽しくない…
こんなの楽しくない…
残った少しの人生…無駄にしてる…
残り3ヵ月…
私はどう生きればいいの…?
私はその場で泣いた。
今は泣くしか出来なかった。
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