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前の章にも書いたが、
私は中肉中背。
…だった。と過去形にしよう。
今はどちらかというと痩せている方だ。
元々は中肉中背→高校時代ぽっちゃり太る→大学時代ダイエットして痩せる→結婚して出産後体重が戻らない→どころか体型も変わる→授乳が終わったバストだけは貧乳に
そもそもこの結婚はどうなのよ!?と思い悩み始めた頃に、旦那の浮気が発覚し離婚。
私はもう一度恋愛をする!
今度こそセレブになる!
そう考えたとき、まずはダイエットが必要だった。オトコの前で自分の裸をさらすことを想像したら…いやそれ以前に、ノースリーブのワンピースからすらりと出た手足。細い足首にキラリと揺れるアンクレット。セクシーな鎖骨。そんなオトコをそそる部位がなければ先には進まない。
かくして私のボディ作りが始まる。
美のために努力する。
ネイルアートも自分で習得。
私のカラダは私の芸術作品だもの。
今のカレは自分は太ってるくせに、細ーいオンナが好み。
ベッドの上で細いカラダを開いて自分を押し込んでいく。「大丈夫?」腰を動かしながらたまに聞いてくる。私のカラダが壊れちゃいそうな気分になるそう。
「上に乗って」と言われて、はにかみながら私が上になる。
「こんな大きいの入って大丈夫かな」自分のモノをわざとそそり立たせる。
「怖ぁい、おへそぐらいまで届いちゃいそうだわ」と言って入れた瞬間から喘ぎ悶え、腰を淫らに動かす。
私のその細いウエストが自分の上で淫らに前後し、たまらなくエロティックな表情に切ない甘い声。それでカレは果てる。
私は少し勝ち誇った気分になる。
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