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「…あっ!」 突然驚いたように声を上げた由奈。 視線の先には、あの違うクラスの子がいた。 嬉しそうな顔をしてその子の所に走っていった。 その子は由奈を見つけた途端にっこりと笑顔を浮かべていた。 そのまま2人は楽しそうに会話をしている。 さっきまでとは全然違う、生き生きとした顔で。 ……そういえば、最近は由奈のあの笑顔を見ていない気がする。
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