機械王君臨

11/55
前へ
/338ページ
次へ
ミツマサ「な、なんなんだいったい!?」 ミツマサが驚くのも無理はない。本来このゲームは自分のキャラクターが死亡した場合、レベルを下げられ、強制ログアウトさせられる。つまり死亡したプレイヤーはその場から消えるはずなのだ・・・しかしミツマサの周りの死体は消える気配がない、さらにこの量はあまりにも多すぎる。軽く200はあろうか??見たところ上位の武具を纏った手練れのものも数名いる、しかしみんな似たような傷跡を残して息耐えている。明らかにこれは1体の敵にやられた証拠だ、判断するにこれは炎のようなもので焼かれたと見る・・・ ???「ウゥゥウゥ・・・」 死体の中からうめき声がする。 ミツマサは武器を構え、問う。 ミツマサ「誰かいるのか!?」 死体の山からゆっくりと1人の男が起き上がる。火傷のあとはあるが致命傷ではない。 ???「あ、あんた・・・もしかしてその機械刀・・・あのミツマサか・・・??」 ミツマサ「そうだ・・・いったいなにがあった!?」 男はゆっくり口を開く・・・ ???「オレの名前はジン・・・あれは昨日の夜のことだ・・・」 ~~昨夜9時過ぎ~~ 男A「おいおいどうなってやがる・・・ログアウトができねぇ・・・」 男B「こっちもだ!!くそなんだってんだよ!!」
/338ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加