1485人が本棚に入れています
本棚に追加
/81ページ
「俺はお前らのことほんまの兄弟やと思ってるって言ったけど、よくよく考えたら、全員まとめて考えすぎてたのかもしらん」
何故かひとりでうんうん、と頷くマック。
一方俺は「は?」って感じで、マックをぼけっと見るだけ。
「ジャッキーちゃん、あんま見んなや、恥ずかしいわ」
あまりにも一点視する俺に遂に照れ初めて、片手で顔を隠された。
「待って待って、意味がわからへん」
勝手に百面相してるマックに俺は一人焦るだけ。
だって、マックの話の趣旨が全くわからないのは事実。
「結局何が言いたいねん」
照れるマックの顔を覗き込んだ。
.
最初のコメントを投稿しよう!