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「俺にとってお前だけは兄弟として見えてなかったってこと。わかるか、この意味」
「…?他人か!?まじかお前!」
かなしい!
「お前なぁ…」
勝手に落ち込む俺を見て、マックは頭をくしゃくしゃと掻いた。
「…せやんな。実際兄弟ちゃうもんな。他の奴らは俺たちより年下やから弟みたいなもんやけど…俺らタメやし、せめて友達?みたいな」
「アホか。そんなん言うたらアーセナルも同い年やろ」
「差別や!おれは性処理道具兼お友達か!?」
軽く軽蔑の目でマックを見つめると、マックはさっきよりも盛大な溜め息を吐いて俺の方に手を伸ばしてきた。
気付けばマックの腕の中。
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