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「そっち行ったで!」
「わかっとるわ」
パンパンと銃口から放たれる弾丸は一瞬宙を泳いでは確実に相手の急所に打ち込まれる。
無表情、
でもやっぱり悲しそうな目をしたまま確実に仕事をこなしていくアーセナル。
「今日も自慢のリボルバーは調子がええみたいで」
「俺の腕や、アホ」
ため息をつきながら、珍しく言い返してきた。
「ん、何や珍しく強気やん。何か良いことでもあったんか?」
ニヤニヤと笑えば、アーセナルは不機嫌そうに俺に背を向けて、再び銃を構えた。
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