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「あぁー…もう、体中痛いわぁ!」
「……お前、何しててん」
「人生満喫しとったんやんけ」
あ、なんか前にもあったようなこの会話…。
今はちょうど昼の1時を回ったくらい。
快眠から覚めて大きく伸びをしながらバーに入ると、リボルバーを手入れしているアーセナルに声をかけられる。
「また喧嘩でもしたん?」
「いんや、してないで」
「ほほぉ~珍しいこともあるもんやね」
アーセナルの横で楽しそうにニコニコしているガム。
何や異様にアーセナルにくっついてるのは気のせいだろうか…?
「…ほんでお前何しててん」
「やから人生…」
「人生満喫ばっかりしてへんと、ちゃんと掃除当番くらい守ってよ」
「ゲッ…出た」
背後からいきなり現れたジョニーに、俺は自然と拒絶の言葉。
「あはっ、出たってエース!」
ガムはそんな俺の反応が気に入ったらしいけど…。
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