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「ちょっとエース、まだ痛い」
「知るか!自分でくわえとけ!」
文句を言うジョニーなんか無視して、座っていたベッドにゴロンと横になった。
アルコールも回ってきて、ちょうどいい。
「お前早く出てけよ」
このまま寝てやろうと思って目を瞑ると、
ギシッ…、
不自然に沈んだスプリングと自分の体。
「退け変態」
「変態の前で、しかもベッドの上で隙見せるなんて、エースも相当馬鹿やね」
「うわっ、ちょ、」
壁を向いていた体は無理矢理うつ伏せにされて、腰だけ引き上げられた。
「自分体軽すぎひん?そっか、ちっちゃいもんなー、エース」
「うっさいわボケ!…てか、放せ!」
上からのし掛かられた体はもがいても全然びくともしない。
最悪…。
また前回と同じパターン。
「ほんまエースって学習せえへんね」
「黙れっ!」
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