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あ…あかん、
ふらりと体が傾いて、床に倒れるのを覚悟して目を瞑ると、
同時に腕をグイッと誰かに引っ張られて体を支えられた。
「…なにしてんねん」
「、、アーセナル…」
目の前には眉間に皺を寄せて俺を支える華奢な身体。
「っ…重いねんけど」
なに?腰やったんか?って、そのまま肩に腕を回させられた。
「違うけど、…ごめん、」
「…エースの部屋の前であんなんなってたら喧嘩でもしたんか思うやろ」
ジャッキーにも心配かけるやろって小さく呟いたアーセナルに黙って俯いた。
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