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「あー、重たいわお前」
部屋のベッドにドサッと下ろされて、アーセナルは肩をぐるりと回した。
「お前ふとっ…」
「太ってない」
アーセナルって、こんなに明るい…、明るいって程でもないけど、こんなに会話続くような人やったっけ…?
「まぁお前タッパあるからな」
「外見が商売道具やから」
「ははっ、腹立つなお前」
小さく笑ったアーセナルは、まぁ気い付けや、ってくるりと背中を向けて歩き出した。
「ちょ、待ってアーセナル」
時間がたって大分楽になった体を起こした。
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