緑×黄

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「っ…」 目が合ったまま角度を変えて舌を入れれば、アーセナルは目を見開いた。 そのままYシャツの裾から手を入れようとすると、視界の隅でアーセナルの手が微かに動いたのが見えた。 顔の下でカチャッと音がして、俺はゆっくりと一歩後ろに下がった。 「ええ加減にしろ」 口を解放されたアーセナルは口元を親指でグイッと拭った。 「相手して欲しかっただけやけど。前みたいに」 「やめろ」 顎の下から突きつけられていた銃にグイッと更に力を入れられてハンマーをカチャリと引かれた。 「ええやん別に。どうせ身体だけなんやから。」 「それ以上口開いたら脳味噌天井に抜けるで」 アーセナルの毒の籠もった言葉に一瞬本当に背筋が張り詰めた。 .
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