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そして、ジョニーの顔が俺の顔のすぐそばに近づいてくる。
「ちょ、おい、俺にはそんなキモイ趣味、ないで」
焦って牽制すれば、ジョニーの顔が少し歪んだ。
それでも耳元に近づいてきた口。
下半身に膝を擦り寄せられて、俺は本能的に目を瞑った。
「俺、エースのそういうデリカシーのないところ、大嫌い」
「なん、……っく」
反論しようと口を開けば、下半身に込められている力が急に強くなった。
そのままギリギリと力を入れられて、手首や背中にも痛みが走る。
それでも必死に「痛い」という言葉だけは言わずに、ただ歯を食いしばった。
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